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感謝の気持ち、ご覧ください「医療従事者へのメッセージ」展

2021.10.21

       

~まだまだ続く新型コロナ禍の中で、地域の医療を守り続ける“親愛なる人たち”への感謝のメッセージ展~

           

 医療従事者へ感謝を伝えるメッセージ展が10月20日(水)からヘルストピア延岡で始まりました。期間は11月21日まで。コロナ禍で地域医療を守り続ける医療従事者と市民の思いをつなげるため、「県北の地域医療を守る会」(廣瀬武男会長)が企画し、昨年3月から募集を始め市民から多くのメッセージが寄せられ、これまで同市のカルチャーセンターと大型店で開催。ヘルストピア延岡で3か所目となります。当館は高齢者の利用が多い一方、週末は家族づれが多く、秋・冬でも温水プールで賑わいを見せています。先週末、ようやく県外者の入館が可能となったためこれからひと月の展示の間、多くの入館者の目に触れメッセージの数々に感謝の気持ちを共感していただければと考えています。

  

 手書きのメッセージは聖心ウルスラ学園の聡明中、高等部、看護専攻科と延岡学園高校尚学館小学校6年生、放課後クラブなどから157点が寄せられ、中央のテーブルには小型のイーゼルに立てた額付き「感謝」のメッセージが「感謝状」にも似て、全ての医療従事者に感謝を込め表彰をされているかのようにも見える演出も。

  

 70代前半のご夫婦は「大型店でも見てきました。医療にかかっていないとその大変さは分かりにくいところですが、医療従事者の苦労はテレビや新聞で見る限りギリギリのところで治療されていたんだと改めて思い知らされました。最近は関心を持ってテレビのドキュメントで最前線の仕事を見る機会も増えました。この人たちがいなければと感謝しかないですね。特に県北は医療機関が少なく、一度感染が広がってしまうと医療崩壊を招きかねないと懸命に訴えられていた医療関係者や、行政トップの方々の熱い思いにも頭が下がります」と、メッセージの一つ一つを見つめてそう話しておられてました。

  

 市内の公共施設は本県の指導、本市の要請により「県民限定」「市民限定」等と時短営業からさらに地域限定営業に縮小され、感染症が拡大し感染レベルが高くなると国の要請以上に本県独自の「緊急事態宣言」を発出し、地域内外の往来でさえ限定するなどの措置も取られ、公共サービス等のほとんどはこれらを受けて臨時休業にする等、喫緊の対応を行っているところも多いと思われます。

 当社も県、市の要請に応じ臨時休業を昨年の発生から今年8月から9月にかけこれまで4回実施してきました。特に館内はマスクを取って利用するプール、浴場を備えていることもあり、表に出ていない陽性者が一人でも入館すればクラスターの可能性は他のどの施設よりも高い確率で発症し得ると考えられます。業務では接客の窓口等となります「プール監視員」「浴場係」「フロント」「売店」「レストラン」等は特に注意が必要で、今もなお、それそれの担当者は注意をしながら対応しております。 

           

 メッセージの内容はこのほか、一般市民等が医療従事者に対し「恐怖を抱えながらも強い使命感で目の前の命を、日本を救うために頑張ってください」「皆さまの頑張りに頼るしかないのが現状です」など熱いメッセージがある一方、➀手洗い➁うがい➂消毒➃マスク着用➄不要不急の外出控えの徹底等-を改めて自分たちができることを文章として示すものも多く、できる限りの努力を注ぎこの危機を乗り切っていきたいという強い気持ち、若い声も見られ、メッセージの最後は感謝の言葉を心を込めて結んでいるのが特徴的です。展示は11月21日(日曜日)まで。フロント前に展示していますので、会場の展示だけに来られた方はフロントにて一声(メッセージ展に来た)とお伝えください。


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